社会福祉協議会の基本方針
少子高齢化や核家族化が進んでおり、65歳以上のひとり暮らし世帯がますます増加すると予測されています。また、施設や病院での生活から在宅での生活への移行がさらに進み、高齢者の方々と同様に障がい者の方々も今後ますます地域で生活されることが予測されます。
地域で皆が安心して生活するためには、高齢者や障害者への支援のみならず、生活困窮者への支援・子育て支援なども一体的に行わなければなりません。
しかし、これらの支援を公的サービスだけで賄うことは困難であり、地域住民同士が「おたがいさま」の気持ちで「支え・支えられる」関係づくりをすることが必要不可欠です。
社会福祉協議会では、第Ⅱ期地域福祉活動計画の理念を継承しつつ、内容の見直しを経て新たに第Ⅲ期地域福祉活動計画を策定し、今年度からスタートいたします。
基本目標1 「おたがいさま」の心で地域福祉活動に参加する ひとづくり
- ボランティア育成
- 手話奉仕員養成講座基礎課程の開催
- 傾聴、災害救援ボランティア講座の開催
- 男性ボランティア養成講座の開催
- 送迎ボランティア育成に向けての検討
- 福祉教育の充実
- 福祉協力校連絡協議会の開催
- 福祉学習出前講座(福祉協力校・一般)の開催
- 夏休み親子ボランティア教室の開催
- 役・職員研修の開催
- サービス向上のための職員研修実施
- 社協職員の資質向上のための職員研修実施
- 社協事業への理解を深めるため、社協役員に対しての研修実施
- 各種講座の開催
- 福祉委員初任者研修会の開催
- 福祉委員研修会の開催
- 支部委員対象パソコン教室の開催
- ふれあいいきいきサロン実施者向け講座の開催
基本目標2 「おたがいさま」のこころでささえあう 体制作り
- 情報の共有
- 他機関との円形を密にし、ボランティア・住民活動に対する情報を共有
- ボランティア活動育成・支援
- ボランティア登録団体への活動助成、活動場所や資材の貸し出し等の支援、保険加入補助
- ボランティア連絡協議会の定期開催、組織力強化の支援
- 送迎ボランティア活動実施に向けた体制作りの検討
- 福祉委員・支部の運営体制の強化
- 「ひとりぐらし高齢者個人情報提供同意書」提出の推進
- ひとりぐらし高齢者向け機関紙「ひなたぼっこ」配布による見守り体制の強化
- 自立した支部活動に向けての支援
- 社協職員の体制強化
- 利用者のニーズに応えられるサービス体制の構築、人員の確保
- 関係機関との連携体制の構築、強化をし、特長を生かした事業の実施
- 相談機能の充実
- 地域の療育システムの構築、子ども発達支援センター修了後の子どもと親のフォロー実施
- 災害時対応の整備、訓練の実施
- 福祉機器貸出事業の実施
基本目標3 「おたがいさま」のこころで顔見知りを増やす 居場所づくり
- 在宅高齢者・介護者・障害者の居場所づくり
- 介護者のつどい、介護者サロンの開催、介護教室の実施
- ふれあいいきいきサロンの充実、サロン交流会の開催
- ひとり暮らし高齢者向け機関紙「ひなたぼっこ」の発行
- 障害児とその家族同士でのふれあい交流会の開催
- 身体障害者手帳1級から3級保持者を対象にしたバリアフリー旅行の実施
- 障害者対象のサロン開設の検討
- 幅広い住民が参加できる事業の開催
- 福祉講演会の開催
- 高齢者、児童、障害者など、幅広い世代や対象者が参加できる事業の実施
- 子育て支援
- 遊び場の提供、親子教室の実施(児童館・児童センター)
- 児童館のない地域での、移動児童館の実施
- 中高生の居場所スペース「スマイル」の充実
- 障害児のための放課後デイサービスを実施(子ども発達支援センター)
- 施設支援
- ハートピア内で市内施設の作品展示、授産品販売を検討
基本目標4 「おたがいさま」のこころで見守りささえあう まちづくり
- ボランティアと住民のコーディネート
- 登録ボランティアの整備、ボランティア人材マップの充実と活用
- 地域交流センター「ときわ」でボランティア活動の紹介コーナーを設ける(H27.4.1~4.30)
- 社協だより、ホームページ等でのボランティア情報提供
- 住民同士が顔見知りとなり、安心安全なまちづくりを目指す
- 高齢者のつどいやクラブ活動の支援
- 高齢者と子どものふれあい広場の実施(支部・児童館)
- 施設のPRを強化し、地域密着型施設を目指す(老人憩いの家・生きがいデイサービス)
- 社協支部と学校・幼児園等が連携した事業を実施することで、地域のネットワーク構築を推進
- 福祉まつりの充実
- 社会福祉大会の開催
- 生活福祉資金、日常生活自立支援、生活困窮者自立支援事業のPR・理解の推進
- 社協のPR
- 社協だより、ホームページ等での社協施設PR
- 新聞、ケーブルテレビ等への積極的な情報発信
- 住民の期待に応える社協
- 住民のニーズを把握するため、事業所ごとにアンケートを実施
- 次の事業の参考にするため、各事業の終了後にアンケートを実施
- 地域福祉活動計画の推進
- 専門部会で事業評価をし、次期計画へ活かす
- 職員による事業評価をし、次の事業へ活かす
- 財源の確保
- 社協回避の使途をわかりやすく説明し、住民の協力を得る
- 共同募金運動の目的をわかりやすく説明し、十問の協力を得る
- 利用者数の拡大等による、介護保険事業の経営安定化
- 事業や運営管理の見直し、経費節減の推進
- 地域福祉活動の中核としての自覚を持ち、社協の独自性や必要性を住民、行政にPR
- 各種財団等が実施する女性の活用
共同募金運動の推進
地域福祉の推進を図るため、その寄付金を社会福祉事業更正保護事業その他社会福祉を目的とする事業を経営するのもに配分する目的で実施されるもので、その配分は瑞浪市内の福祉事業においても重要な役割を果たしています。
ご存知でしたか?共同募金の6つの原則
~ 赤い羽根共同募金運動は、地域のみなさんと一緒に歩んでいます。 ~
~ 赤い羽根共同募金運動は、地域のみなさんと一緒に歩んでいます。 ~
- 民間性 地域の一般のみなさんが参加する、民間の自主的な運動です。
- 地域性 都道府県を区域として(災害支援の場合を除く)その区域の中で、募金から配布までを実施しています。
- 計画性 まず、区域内で必要なお金を把握し配分計画に基づいて活動を行います。
- 公開性 「どれだけお金が集まって、どのように使ったか」を常に公開しています。
- 参画性 多くの地域のみなさんが、募金ボランティアとして参加しています。
- 福祉教育としての普遍性 募金活動への参加は、みなさんの社会福祉への関心を啓発します。
瑞浪市からの指定管理事業
- 瑞浪市子ども発達支援センターぽけっとの管理運営
- 瑞浪市児童館、児童センターの管理運営
- 瑞浪市老人憩いの家の管理
- 瑞浪市市民福祉センターの管理運営
- 生きがいデイサービスセンター(福寿荘・桜寿荘)の運営
- 障害者デイサービスセンター「さくら」の運営